*12:05JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):NCS、東北銀、ピアズなど
リソー教育<4714>:224円(+3円)
大幅続伸。前日大引け後、遊びが学びに変わる次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を展開する株式会社リトプラとの業務提携契約締結を発表した。リソー教育の親会社であるヒューリックは渋谷区が実施する「都市再生ステップアップ・プロジェクト」として、「MITAKE LINK PARK(仮称)」の開発事業予定者に選定され、開発を進めている。今回の提携を通して、「MITAKE LINK PARK(仮称)」においてリソー教育が運営する「創造文化教育施設」で、リソー教育とリトプラでオリジナルコンテンツを共同開発する。創造文化教育施設内のデジタル体験スペースに、子どもにとって大切な知育・徳育・体育・才育の要素を含んだデジタルコンテンツを展開していくようだ。
スギHD<7649>:3877円(+70円)
続伸。前日大引け後、株式会社セキ薬品の株式の取得(持分法適用会社化)を発表した。セキ薬品株の34.8%を9月30日付で取得する。セキ薬品は、埼玉県を中心に調剤併設型ドラッグストアを300店舗以上展開しており、ドミナント展開に注力することで優位な立地の店舗網、顧客ニーズを把握した高い接客力、地域に根差した高いブランド力を有している。今回、両社の経営資源を融合して事業の質向上と事業規模の拡大を通じて、事業推進力を強化してドラッグストア業界における競争優位性を一層高めていく。
サイゼリヤ<7581>:5660円(+120円)
大幅続伸。前日大引け後、海外子会社設立を発表した。マレーシアに100%子会社を設立し、新会社を通じてマレーシアでレストラン「サイゼリヤ」を展開していくようだ。今年9月の設立を予定。今期業績に対する影響は軽微であると見込んでいるが、来期以降の海外事業の拡大による業績への好影響を期待した買いが向かっている。
NCS<9709>:1394円(+232円)
急騰。前日大引け後、発行済株式数の8.65%にあたる140万株及び金額で21億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は25年8月20日から26年7月31日まで。8月20日に東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において発行済株式数の3.71%にあたる60万株上限の買付け委託を行う。また、発行済株式数の16.67%にあたる300万株の自社株を消却すると発表した。消却予定日は未定。
東北銀<8349>:1364円(+160円)
大幅反発。SBIホールディングス<8473>との資本業務提携に関して、日本経済新聞が報じている。市場で東北銀株を約3%取得するようで、地方銀行への出資は2022年5月発表の新潟県の大光銀行以来、およそ3年ぶりとなるもよう。なお、東北銀は報道についてリリースを開示しており、従前よりSBIホールディングスとの資本業務提携を含めた経営戦略について検討を行っているが現時点で決定している具体的な事実はないという。
ピアズ<7066>:649円(+52円)
大幅に3日続伸。NTT<9432>傘下のNTTドコモが提供するスマートフォン向けサービス「スゴ得コンテンツ」で、生成AIを活用した個人向けリスキリング支援サービス「ゼロからAI for スゴ得」を8月から提供開始すると発表している。同支援サービスは、スマートフォンを通じて生成AIの使い方や活用法を学べるショート動画・講座・アプリを組み合わせた学習コンテンツ。
UNITED<2497>:626円(+14円)
大幅に3日続伸。中小型IT事業特化型事業継承M&A・ロールアップ事業を手掛けるFUNDiT(ファンディット、東京都港区)に出資したと発表している。国内中小規模の広告関連企業では、潜在的な買収対象が豊富な一方で想起される買い手が不足しており、同業の買収を重ねて投資先を強くする戦略であるロールアップに適したマーケットという。FUNDiTは調達資金で社内体制強化や事業拡大を推進する予定。
note<5243>:1418円(-2円)
買い先行も、値を消す。新たに株主優待制度を導入すると発表している。毎年11月30日時点で1年以上継続して所有する株主が対象で、保有株数に応じて自社サービスで利用できる「noteポイント」を贈呈する。100株以上200株未満保有で3000ポイント、200株以上保有で6000ポイントが贈呈され、1ポイント=1円として有料記事の購入に充てられる。
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