*02:11JST NY外為:ドル一段高、米早期利下げ観測後退、良好な指標やFOMCのタカ派姿勢
NY外為市場でドルは一段高となった。朝方発表された米国の8月PMIや7月中古住宅販売件数が予想を上回ったほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で当局者のインフレへの懸念が再表明され、早期利下げ観測が後退した。9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は低下。米短期金融市場の9月の利下げ織り込み率は、雇用統計後に100%まで上昇後、70%近くまで低下した。
米長期金利も上昇し、ドル買いに拍車がかかった。ドル・円は147円60銭から148円40銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1656ドルから1.1601ドルまで下落、ポンド・ドルは1.3473ドルから1.3406ドルまで下落した。
<KY>