*05:14JST ダイナミックマッププラットフォーム---高精度3次元データがPTVの交通シミュレーションでグローバルに利用可能に
ダイナミックマッププラットフォーム<336A>は26日、PTV Groupが新たにリリースした「Model2Go for PTV Vissim」により、ダイナミックマッププラットフォームの高精度3次元データが交通シミュレーション領域でグローバルに利用可能となったことを発表した。
PTV Groupはドイツ・カールスルーエに本社を構え、交通計画、シミュレーション、リアルタイム管理のための業界をリードするグローバルソフトウェア会社で、Umovityブランドの一員として、世界中の都市や自治体に向けた交通計画やリアルタイム管理ソリューションを提供している。
両社は2025年1月に自動車分野・交通工学分野およびその応用分野におけるシミュレーション技術の発展を目的としたMOU(提携に関する覚書)を締結しており、今回の発表はその成果となる。
本製品では、ダイナミックマッププラットフォームのセンチメートル級の高精度な3次元データを活用することで、PTVのミクロ交通シミュレーター「PTV Vissim」にて即座に利用可能なモデルを自動で構築することが可能となる。
また、PTV VissimのネイティブファイルであるINPXまたは交通シミュレーションの国際標準規格であるOpenDRIVE形式で利用でき、米国、カナダ、欧州連合、英国、日本、韓国を含む20ヵ国をカバーしている。
これにより、自動車分野や交通工学分野における交通シミュレーションの作業効率化に寄与する。
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