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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FOMCのハト派傾倒も円売りがサポート

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FOMCのハト派傾倒も円売りがサポート
17日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げが織り込まれ、追加利下げなど今後の政策方針がハト派的ならドル売り先行。ただ、日銀の利上げ観測後退で円売りがサポートしよう。

前日発表された米小売売上高が予想外に堅調な内容となり、ドル売りは一服。ただ、トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)理事に指名したミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長の人事案を議会が承認し、ドル売り材料に。ユーロ・ドルは1.17ドル後半から1.18ドル後半に強含み、ドル・円は147円前半から146円前半に下落。本日アジア市場でドル・円は値ごろ感から買い戻されたが、戻りは限定的だった。

この後の海外市場はFOMCが焦点。0.25%の利下げはすでに織り込まれているものの、年内の複数回の利下げに思惑が広がればドル売り地合いを強める見通し。FRBは当局者の入れ替えにより目先はハト派色を強めるとの見方から、ドルに下押し圧力がかかりやすい。一方、英中銀は利下げを見送る公算で、ポンド買い地合いならドル売りを後押し。ただ、日銀は政策金利を据え置くとの予想が大勢で、ドル・円は下げづらい展開となるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南アフリカ・8月消費者物価指数(予想:前年比+3.60%、7月:+3.5%)
・21:30 米・8月住宅着工件数(予想:137.5万件、7月:142.8万件)
・21:30 米・8月建設許可件数(予想:137.0万件、7月:136.2万件)
・22:45 カナダ中央銀行政策金利(予想:2.50%、前回:2.75%)
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)会合(予想:0.25ptの利下げ)

<CS>

fisco

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