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FiscoNews

【注目トピックス 外国株】30日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、政策期待で買い継続も上値重い

*18:29JST 30日の中国本土市場概況:上海総合は続伸、政策期待で買い継続も上値重い
30日の中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数が前営業日比20.25ポイント(0.52%)高の3882.78ポイントで引けた。

政策期待の高まりが指数をサポートした。第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は10月20-23日に北京で開くことは決定された。また、当局は、政策性金融手段で現地投資を促進するため5000億人民元(約10兆4500億円)規模の金融ツールを導入する計画も明らかにした。ほかに、午前に発表された9月の製造業PMIが市場予想を上回ったことで、製造業回復への期待が投資家心理を支えた。

一方、景気減速懸念は根強く、政府統計の製造業PMIは引き続き好不況の節目となる50を下回ったことで、実体経済の弱さが意識された。また、本土市場があす10月1日から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、積極的な買いは手控えられた。

業種別では、航空関連が高い。江西洪都航空工業(600316/SH)が7.0%高、中国航発動力(600893/SH)が4.5%高、中国航発航空科技(600391/SH)が6.2%高、中国東方紅衛星(600118/SH)が3.4%高とそろって堅調な値動きを示した。

また、非鉄金属株も買われた。江西銅業(600362/SH)がストップ高。北方希土(集団)高科技(600111/SH)が3.5%高、広晟有色金属(600259/SH)が2.0%高となった。

一方、金融株は軟調な値動きを示した。中国人寿保険(601628/SH)が0.1%安、東方証券(600958/SH)が0.2%安、中国銀行(601988/SH)が0.4%安で引けた。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.32ポイント(0.12%)高の261.45ポイント、深センB株指数が10.22ポイント(0.75%)安の1351.02ポイントで終了した。

<AK>

fisco

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