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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、米財政協議を見極め

*13:46JST 米国株見通し:伸び悩みか、米財政協議を見極め
(13時30分現在)

S&P500先物      6,709.25(-29.50)
ナスダック100先物  24,777.00(-124.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は186ドル安、米金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

9月30日の米株式市場は続伸。ダウは81ドル高の46397ドルと過去最高値を更新した。ナスダックも小幅高、S&Pも上昇で引けた。米政府機関の一部閉鎖リスクが意識され、取引中は売り買いが交錯したが、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ継続観測が下支えとなった。ヘルスケア株が強く、ファイザーは薬価引き下げ合意を好感して大幅高。金融や資本財株の底堅さも目立った。政策期待に支えられつつも、不透明感を残す展開だった。

本日は伸び悩みか。雇用関連の注目指標としてJOLTS求人件数は改善を示したが、今晩発表のADP雇用統計では民間部門の雇用減少が見込まれる。結果が弱ければ追加利下げ観測が強まり、株価の下支え要因となる。半面、ISM製造業景況指数が改善すれば金融緩和期待が一服し、買いの勢いを抑制しよう。政府機関の閉鎖懸念は継続し、財政協議の行方も投資家心理に影響する見通し。金利先安観から住宅や公益株が買われやすいが、製造業関連は景況感次第だろう。

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