*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:下値模索の展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、下値模索を予想する。前日13日のダウ平均は587.98ドル高の46067.58ドル、ナスダックは490.18pt高の22694.61ptで取引を終了した。人工知能(AI)関連の大規模ディ―ル受け投資家心理が改善、さらにトランプ大統領やベッセント財務長官の発言を受けて対中関係の悪化懸念が後退し買戻しが強まり、終日、買い優勢の展開となった。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は下値模索を予想する。日本市場休場中に米中関係悪化の再燃と、同問題の懸念後退が取り沙汰されており、材料消化の進展を探る動きとなりそうだ。夜間取引の下落により主要移動平均線をすべて下回ったことで、下降トレンド再開が意識され、戻り売り圧力の高まりが警戒される。公明党の連立離脱による「高市トレード」機運の軟化も重しとなりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比8pt安の721ptで終えている。上値のメドは730pt、下値のメドは700ptとする。
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