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FiscoNews

【注目トピックス 外国株】概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中通商合意への期待感や米利下げ観測で

*10:37JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米中通商合意への期待感や米利下げ観測で
【ブラジル】ボベスパ指数 146969.10 +0.55%
27日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比796.89ポイント高(+0.55%)の146969.10で引けた。日中の取引レンジは146,173.70-147,977.00となった。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米中通商合意への期待感が高まっていることがサポート材料となった。また、米利下げ観測も外資の流出懸念を後退させた。このほか、海外株の上昇が買い安心感を与えた。

【ロシア】MOEX指数 2476.79 -2.64%
27日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比67.14ポイント安(-2.64%)の2476.79となった。日中の取引レンジは2,457.87-2,506.3となった。

大幅安で寄り付いた後は安値圏でもみ合った。米国がロシアに対して制裁を追加するとの計画が引き続き嫌気され、売りは継続。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、米中閣僚会議に進展が見られたが、相場を支えるには力不足だった。

【インド】SENSEX指数 84778.84 +0.67%
27日のインド株式市場は反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比566.96ポイント高(+0.67%)の84778.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同170.90ポイント高(+0.66%)の25966.05で取引を終えた。

高く寄り付いた後はプラス圏でもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米中閣僚会話の前進も好感された。内部環境では、10月の二輪車販売が物品・サービス税(GST)率の引き下げで大幅に増加しているとの報告が対象銘柄の物色手掛かり。また、2025年度前半の民間投資も製造業の伸びで拡大する傾向を示しているとの報告もサポート材料となった。

【中国】上海総合指数 3996.95 +1.18%
27日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比46.63ポイント高(+1.18%)の3996.95ポイントと続伸。

米中貿易協議の進展が好感されているようだ。報道によると、ベッセント米財務長官と中国の何立峰・副総理は10月25-26日に閣僚級の貿易協議をマレーシアで開き、トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席の直接会談に向けた枠組みをまとめたもよう。それによると、米国の中国製品に対する100%関税は撤回され、中国のレアアース(希土類)輸出規制厳格化は先送りされるようだ。

<AK>

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