*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:買い戻しと押し目買いで3日ぶりの反発
10月30日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt高の701pt。なお、高値は705pt、安値は693pt、日中取引高は3796枚。前日29日の米国市場のダウ平均は反落。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し寄り付き後、上昇。ハイテクが引き続き相場を押し上げたほか、利下げ期待に続伸した。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。ダウは下落に転じたが、ナスダックはプラス圏を維持、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの693ptからスタートした。朝方は前日逆行安の反動もあり、買い戻しが先行。日銀が政策金利の据え置きを決定したが、目新しさはなく、売り買いともに材料視されることはなかった。一方、日足のRSIやストキャスティクスが低位にあることから押し目買いも入り、午後は底堅く推移。3日ぶりの反発となる701ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592>やアストロスケールHD<186A>などが上昇した。
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