*08:25JST 米ハイテク株安を受けて利食い売り先行か
[本日の想定レンジ]
30日のNYダウは109.88ドル安の47522.12ドル、ナスダック総合指数は377.33pt安の2
3581.14pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比130円安の51330円だった。本日は前日の米ハイテク株安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は売り買いが交錯するなか人工知能(AI)関連株の一角が上昇したことが相場を支え日経平均は続伸した。ローソク足は小陽線を形成し、ザラバ高値と安値は前日から切り上がり、足元の買い意欲の強さを確認する形となった。ただ、前日の米国市場では、大手IT企業によるAI技術への過剰な設備投資に対する懸念から下落しており、これが東京市場に悪影響を及ぼす可能性がある。一方、取引終了後に好決算を発表したアップルが時間外取引で8%超上昇しており、サプライヤーなど関連銘柄に投資資金がシフトすることが予想され、相場を下支えする可能性もある。また、円相場も1ドル=154円台と約8カ月半ぶりの円安となっていることも短期筋の先物買いを誘う要因になるかもしれない。強弱感が対立するなか、投資家の目線は企業業績の動向に一段と注目が集まりそうで、個別物色が一段と強まることが予想される。上値メドは、心理的な節目の51500円、52000円、52500円、下値メドは、27日の高値(50549円)、5日移動平均線(50532円)、心理的な節目の50000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限51800円-下限50300円
<SK>
 
    