*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:年内利上げ機運後退や買い戻しで続伸
10月31日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt高の708pt。なお、高値は712pt、安値は702pt、日中取引高は4050枚。前日30日の米国市場のダウ平均は続落。半導体エヌビディア(NVDA)やソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。ダウは対中通商協議の進展が好感され一時上昇したものの、政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を懸念した売りに押され失速し上げを消した。ナスダックは金利高も嫌気され、終日軟調推移し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt高の705ptからスタートした。日銀の植田総裁による「来年の春闘に向けてデータを見たい」との発言を受け、年内利上げ観測が後退し、円安が加速。日本市場全般が買われる中、出遅れ感の強い新興市場は、売り手の買い戻しもあり買い優勢で推移した。一方、積極的に上値を買う動きや3連休前のポジション調整も少なく、狭いレンジで推移。2日続伸となる708ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、タイミー<215A>やAiロボティクス<247A>などが上昇した。
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