*17:44JST 31日の中国本土市場概況:上海総合指数は続落
10月31日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比32.11ポイント(0.81%)安の3954.79ポイントと続落。
主要銘柄での戻り売りが続いており、節目の4000ポイントを継続的に下回った。本日、中国国家統計局が公表した10月製造業PMIは49.0と市場予想を下回った。節目の50も7カ月連続で下回ったことも嫌気されたようだ。米中関係改善への期待は残されているものの、売り優勢の状態が続いた。上海総合指数の指数構成銘柄では上昇が1398、下落が772、変わらずは65。上昇銘柄が多いものの、株価指数はさえない動きとなった。
個別では、業界大手3社の中国国際航空(601111/SH)が8.1%安。7-9月期決算の大幅減益が嫌気された。主要銘柄の値下がり率は、賽力斯集団(601127/SH)が4.8%安、中国中車(601766/SH)が4.6%安。
なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.99ポイント(0.38%)安の260.34ポイント、深センB株指数は10.63ポイント(0.81%)安の1305.41ポイントで31日の取引を終了した。
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