*13:42JST 株式会社タウンズ:2025年6月期第3四半期決算説明会文字起こし(2)
タウンズ<197A>
■決算説明
本決算説明資料の構成は、大きく3つのパートに分かれています。
構成は前回同様、会社概要、決算概要、通期業績予想等の順に構成されています。
1点目は、会社・事業の概要です。こちらのパートは、基本的に前回と同じ内容を開示していますが、一部数値などは最新の情報に更新しています。当社は上場して間もないため、基本的な会社説明として、これらの内容を引き続き掲載しています。
2点目は、進行中の2025年6月期第3四半期の決算概要です。2024年12月中旬から、新型コロナとインフルエンザが同時に流行し、特にインフルエンザの感染が年末年始に急拡大した中で、当社の第3四半期累計期間の業績がどのように着地したかをご説明しています。
3点目は、2025年6月期の通期業績予想等についてです。第3四半期を終えた時点では通期績予想に対して順調に推移していますが、現時点では通期業績を正確に見通すことが難しく、2024年8月13日に開示した業績予想から変更していません。業績予想関連の他、株主還元方針から直近のトピックスまでを掲載しています。特に直近のトピックスとしては、今後のタウンズの成長に資するスタートアップ3社と資本業務提携を締結した旨を記載しております。
なお、中期経営計画につきましては、足元の事業環境を正確に見極めた上で、様々な取り組みを一貫した戦略としてまとめ上げ、2025年8月の本決算発表のタイミングに合わせて開示させていただきたいと考えております。
まず、会社・事業の概要をご説明します。
当社の創業は1987年で、創業者は現CEOの野中の父です。
本社兼工場の所在地は、静岡県の伊豆の国市です。その他の拠点として、静岡県清水町にR&Dセンター、日本橋に東京オフィスがあります。
当社は経営理念として、「体外診断用医薬品(IVD)により、人々の生活に、安心と潤いを届けること」を掲げています。IVD(In Vitro Diagnostics)とは、尿や血液など、人体から採取した検体を用いて、疾患の検査をする製品です。当社はそのIVDの中でも、POCT(Point of Care Testing)という「患者のそばで検査され、すぐに結果が出る製品」を主に扱っています。いわゆる抗原検査は、典型的なPOCTの一つです。
当社の沿革ですが、2001年に感染症抗原検査事業に参入したのち、お客様のニーズにお応えしながら、順次製品ラインナップを拡充して成長を続けてきました。
株式会社タウンズ:2025年6月期第3四半期決算説明会文字起こし(3)に続く
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