*08:25JST 200日線を回復できるか
[本日の想定レンジ]
26日の米国株式市場はメモリアルデーのため、英国はスプリング・バンクホリデーのため休場だった。ナイトセッションの225先物は20円高の37610円だった。本日は前日の米英市場が休場だったものの、ドイツやフランスといった欧州株市場が上昇したため、投資家心理の改善に寄与しそうだ。前日は、米欧通商摩擦の激化懸念の後退から買いが先行し続伸、心理的な節目の37500円台を回復した。ローソク足は上ヒゲのない陽の大引け坊主を形成した。陽の大引け坊主は投資家の強い期待感を表し、市場心理は強気が持続することが多く、買いのシグナルと言われている。終値は14日以来に5日移動平均線(37301円)を上回り、短期的な調整圧力の後退を示唆したと言えよう。このため、本日は200日線(37806円)を超えて上昇できるかが注目される。ただ、騰落レシオは131.61%と依然として買われ過ぎを示す120%越えの状態にあるほか、円相場も1ドル=142円台後半と円高傾向にあるだけに、5日線突破がダマシに終わるリスクには警戒が必要と思われる。上値のめどは、200日線や節目の38000円、13日の高値38494円などが挙げられる。下値のめどは75日線(36835円)、25日線(36522円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限37900円-下限37000円
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