*06:25JST NY為替:FOMC政策金利据え置き、パウエル議長は目先のインフレを想定
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円34銭まで下落後、145円23 銭まで上昇し、145円11銭で引けた。5月住宅着工件数が予想以上に減少したほか、新規失業保険申請件数が8カ月ぶりの高水準付近で推移したため景気減速の思惑にドル売りが優勢となった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利を据え置いたが、スタッフ予測で前回と同じく中間で年2回の利下げ予想が明らかになり、ドル売りがさらに強まった。その後、パウエル議長が会見で関税によるインフレへの影響がより長引く可能性や今後数カ月インフレを想定していると指摘すると金利上昇、ドル買いに転じた。
ユーロ・ドルは1.1530ドルへ上昇後、1.1461ドルまで下落し、1.1480ドルで引けた。ユーロ・円は166円33銭へ下落後、166円83銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3477ドルへ上昇後、1.3401ドルまで下落。ドル・スイスは0.8157フランへ下落後、0.8199フランまで上昇した。
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