*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後は上値の重い展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後、上値の重い展開を予想する。
前日12日のダウ平均は483.52ドル高の44458.61ドル、ナスダックは296.51pt高の21681.91ptで取引を終了した。対中関税停止延長が好感されたほか、消費者物価指数
(CPI)が想定内にとどまり、関税による大きな影響が見られなかったため寄り付き後、上昇。9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が一段と強まり、相場は一段高となった。大幅利下げ期待もさらなる買い材料となり、終日上値を探る展開。ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し、終了した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後、上値の重い展開を予想する。良好な外部環境を受け、朝方は買い優勢で始まりそうだ。一方、昨日のように、プライム市場の主力株物色局面では利益確定やローテーションの売りも入りやすく、連れ高が見込み難い局面でもある。米国利下げの織り込みも進展しており、高値波乱の可能性もありそうだ。本日上場のアクセルスペース<402A>は注目度の高い宇宙ベンチャーで、新興市場への関心が高まる可能性もある一方、換金売り圧力の高まりには留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比7pt高の782ptで終えている。上値のメドは790pt、下値のメドは770ptとする。
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