*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:上値は重いものの5日ぶりに反発
8月25日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比10pt高の789pt。なお、高値は793pt、安値は784pt、日中取引高は4100枚。先週末の米国市場のダウ平均は反発。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、寄り付き後、まちまち。議長はジャクソンホール会合での講演で、労働市場の下方リスク上昇に伴うリスクバランスの変更で利下げが正当化する可能性に言及し予想外のハト派姿勢を示したため買いに拍車がかかった。利下げ期待に相場は終日高値を探る展開となり、ダウは過去最高値を更新し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比13pt高の792ptからスタートした。米株高を受けて、朝方は買い優勢で始まったものの、買い一巡後は上値が重くなり、上げ幅を縮小する場合があった。一部で、日本市場全体に信託銀行によるリバランス売りが出ているとの見方が広がり、投資家心理を冷やす場面があったものの、引けにかけて再び買われ、5日移動平均線を回復。5日ぶり反発となる789ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やインテグラル<5842>などが上昇した。
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