*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みを予想
本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みとなりそうだ。前日25日のダウ平均は349.27ドル安の45282.47ドル、ナスダックは47.25pt安の21449.29ptで取引を終了した。長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。ロシアとウクライナの和平に向けた協議への進展も見られず、根強い地政学的リスクが更なる売り圧力となった。ダウは終盤にかけ下げ幅を拡大。ナスダックは、半導体エヌビディア(NVDA)
の上昇が支え、プラス圏を回復したが、終盤にかけ再び売りに転じ、終了した。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は弱含みとなりそうだ。米国の株安や長期金利の上昇により、軟調な始まりが予想される。日足チャートを見ると、パラボリックの陰転に加え、一目均衡表の転換線や5日移動平均線を下回っており、短期的なトレンド転換も意識されやすい。このところ日経平均株価との連動性も強く、セクターローテーションにより逆行高となる可能性は低いと思われる。日足ボリンジャーバンドのミドルラインを意識した値動きとなりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の784ptで終えている。上値のメドは790pt、下値のメドは775ptとする。
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