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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】コーア商事HD Research Memo(8):「原則、毎年増配」の方針に基づき、2026年6月期も増配を予想

*13:08JST コーア商事HD Research Memo(8):「原則、毎年増配」の方針に基づき、2026年6月期も増配を予想
■株主還元策

コーア商事ホールディングス<9273>は株主還元策として配当を実施しており、株主に対する利益還元を経営の重要課題と位置付け、「原則、毎年増配」を基本方針としている。従来の「安定した配当政策の実施」から株主への利益還元を推し進める姿勢を明確にするため、2025年6月期より配当方針を変更した。一方で、将来にわたる企業成長と経営環境の変化に対応するために、必要な内部留保を充実させるとともに、今後も成長が見込まれる事業分野に経営資源を投入し、企業の持続的成長と中長期的な企業価値、株主価値の向上を目指す。

2025年6月期は、好決算を反映して、1株当たり年間配当は前期比3.0円増の16.0円とし、期初の計画から2.0円増額して株主還元にも十分配慮していることを示した。2026年6月期も同1.0円増の17.0円と、2019年6月期から連続する増配を予想している。配当性向は、2025年6月期実績が18.5%、2026年6月期予想も19.7%と、プライム市場の平均に比べて見劣りすることが課題であるが、同社グループでは成長分野に資金を投入することで、業績向上と長期安定的な増配の継続によって株主の期待に応える考えである。2026年6月期も、決算次第では予想を上回る増配を実施すると弊社では見ている。

また、期末配当に加えて株主優待を実施している。6月末日を基準に、200株以上保有の株主に対しQUOカード1,000円分を、また200株以上かつ1年以上継続保有する株主にはQUOカード2,000円分を贈呈する。同社の株式をできるだけ中長期にわたり保有してもらうことがねらいだ。

同社では、今後も積極的なIR活動の実施や株主還元策といった持続的な企業価値向上に努める方針だ。弊社では、中・長期事業計画に従って、着実に業績拡大を継続することが何よりも重要であると考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

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