*17:16JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方に動意も失速
2日の東京市場でドル・円は伸び悩み。午前中に146円台に下落も、ドルに買戻しが入り、おおむね147円台で推移した。午後は内田日銀副総裁が講演で金融政策に言及すると、146円90銭まで下落後、147円37銭まで切り返したが、147円10銭台に失速した。
・ユ-ロ・円は172円49銭から172円98銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1724ドルから1.1756ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値44,736.03円、高値45,125.96円、安値44,659.22円、終値44,936.73円 (前日比385.88円高)
・17時時点:ドル・円147円00-10銭、ユ-ロ・円172円70-80銭
【要人発言】
・内田日銀副総裁
「景気、一部に弱めの動きみられるが緩やかに回復している」
「日銀短観、企業の業況感は米関税の先行き不透明感後退し、良好な水準」
「先行き、各国の通商政策等の影響で海外経済が減速し成長ペースは鈍化」
「物価、コメなどの食料品価格上昇の影響は次第に減衰していく」
「基調的な物価上昇率、見通し期間後半には物価目標とおおむね整合的な水準に」
「海外の経済・物価動向巡る不確実性、高い状況続いている」
「経済・物価の改善に応じて引き続き政策金利を引き上げ」
「見通しが実現、内外の経済・物価や市場動向を丁寧に確認し予断持たずに判断」
「現在の実質金利、極めて低い水準」
・内閣府
「9月消費者態度指数は昨年12月以来の水準」
【経済指標】
・日・9月マネタリーベース:前年比-6.2%(8月:-4.1%)
・豪・8月貿易収支:+18.25億豪ドル(予想:+62.00億豪ドル、7月:+73.1億豪ドル→+66.12億豪ドル)
・スイス・9月消費者物価指数:前年比+0.2%(予想:+0.3%、8月:+0.2%)
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