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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】サイバーリン Research Memo(9):中期経営計画の数値目標達成はほぼ確実

*11:09JST サイバーリン Research Memo(9):中期経営計画の数値目標達成はほぼ確実
■サイバーリンクス<3683>の中期経営計画

2025年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表については、前述のとおり下記の数値目標の達成はほぼ確実と言える。会社もこの点を認識しており「現在、新しい中期経営計画を策定中であり、2026年2月頃に発表する予定だ」と述べている。東社長の下で、どのような計画が発表されるか、大いに注目する必要がありそうだ。

(1)基本方針と重点戦略
基本方針は『「トランスフォーメーション2025」~業界、顧客企業とともに、DXで生産性向上~』を掲げている。また、各事業における重点戦略としては、流通クラウド事業では「企業間連携プラットフォームの立上げにより業界DXを実現」させること、官公庁クラウド事業では「大きく進展するデジタル化を、地方自治体の立場に立ってサポート」すること、トラスト事業では「マイナンバーカードベースのサービスを中核に『人、物、コト』全方位に展開」すること、モバイルネットワーク事業では「激変する競争環境で、地域シェアの確立とリアル店舗の価値拡大」を目指す。

(2)数値目標
数値目標としては、最終年度の2025年12月期に売上高170億円(2020年12月期比33.8%増)、経常利益16.8億円(同77.0%増)、経常利益率9.8%(同2.4ポイント上昇)、定常収入95億円(同49.3%増)、同比率56.1%(同5.8ポイント上昇)、ROE13%以上としている。

■株主還元策

継続的かつ安定的な配当が基本方針、上場以来累進配当を継続。2025年12月期は年間30.0円へ増配

同社は株主還元策として継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、事業成長に向けた投資を積極的かつタイムリーに行うために必要な内部留保を確保しつつ、中期経営計画の進捗による業績向上や収益性の向上(キャッシュ・フローの改善)に合わせて、配当性向及び1株当たり配当額の引き上げを行うとしている。

これらの方針に基づき、2025年12月期も最高益を更新する見込みであることから、年間配当30.0円(配当性向29.2%)を予定している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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