閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買い・円売りの縮小で

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル買い・円売りの縮小で
6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米政府機関の閉鎖で不透明感が続き、ドル買いは入りづらい。一方、自民党総裁選で高市氏が選出され財政悪化や利上げ観測後退も、過度な円売りは抑制されるだろう。

前週末に発表された米国のPMIは上方修正され、景況感の改善を示した。また、ISM非製造業景況指数は低調だったが、雇用指数は改善し雇用情勢に対する懸念は一服。それを受け米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測は後退し、1.1720ドル台に軟化し、ドル・円は147円台を維持。週末に行われた自民党総裁選で高市前経済安全保障担当相が選出され、日銀利上げの観測の後退で週明けは朝方から円売りが先行した。

この後の海外市場では円の下落基調が続く見通し。米雇用情勢の悪化を織り込んだドル売りは後退し、ドル買いが強まる場面もあろう。半面、米国議会の財政協議の進展は見込めず、不透明感でドル買いは縮小の見通し。一方、「高市政権」発足の見通しから円売り優勢の展開となり、ドル・円は150円を上抜けた。ただ、日本政府の為替介入が意識される水準で、一段のドル高は見込みにくい。また、新政権の発足で政策を見極めるムードも広がりやすい。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・8月小売売上高(予想:前月比+0.1%、7月:-0.5%)

<CS>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。