*20:26JST 30日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
10月30日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比29.43ポイント(0.73%)安の3986.90ポイントと反落。
利食い売りが観測され、終値ベースで節目の4000ポイントを割り込んだ。本日行われた米中首脳会談で中国側は、10月9日に発表した輸出規制措置を1年間停止すると発表。一方、米国側は24%の上乗せ関税の停止を1年間延長すると伝えた。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示していたが、協議は市場参加者の想定におおむね沿った結果となったようだ。上海総合指数の指数構成銘柄では上昇が568、下落が1617、変わらずは50。
主な上昇銘柄は、北京沃ジ徳金剛石工具(688028/CH)が19.6%高、科大国盾量子技術(688027/CH)が17.2%高。一方、主な値下がり銘柄は蘇州敏芯微機子技術(688286/CH)が12.6%安、騰景科技(688195/CH)が11.6%安。
なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.21ポイント(0.08%)高の261.33ポイント、深センB株指数は8.15ポイント(0.62%)安の1316.04ポイントで取引を終了した。
<AK>