株主総会は投資に役立つ情報の宝庫でもある(イメージ)
“億り人”と呼ばれる資産1億円以上を築いた個人投資家は、それぞれが独自のポリシーを持っており、その考え方を知ることは、個人投資家にとっても大きな学びがあるだろう。個人投資家のマック・チェリーさん(30代)は中学1年で株式投資を始め、大学在学中に億り人になった。
大学卒業後、2年半メガバンクに勤務していた頃は大企業の資本戦略を担当し、そこで学んだことを活かし、退職後は「親子上場解消イベントでサヤを取る」という投資手法で次々と成功、現在は10億円という資産を築いている。「親子上場している銘柄が、いつ解消するのかを察知するのがポイントです」と説くマック・チェリーさんが、今も実践している独自の投資法について話してくれた。
「まず押さえておきたいのは、『株主総会は情報の宝庫』だということです。たとえば、太平洋セメント(東証プライム・5233)の連結子会社だったシステム開発のパシフィックシステム(東京スタンダード・3847)の株主総会が2025年6月20日に開かれましたが、出席した私は同社が親子上場解消に動いていることに気付きました」
パシフィックシステムの株主総会でマック・チェリーさんは質問に立ったという。
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