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【INPEX、富山第一銀、ゼンショーHD】ネガティブ市場環境でも高騰する「アグレッシブバリュー株」の見分け方

すき家などを手がけるゼンショーHDの決算をどう読み解くか(時事通信フォト)

すき家などを手がけるゼンショーHDの決算をどう読み解くか(時事通信フォト)

 7月後半から8月中旬にかけて3600社の決算発表が行われた。好決算で大きく株価を上げた銘柄には、どのような特徴があるのか。個人投資家、経済アナリストの古賀真人氏が、いまの経済環境を踏まえながら、3つの銘柄について解説する。

日本マーケットの上値が重くなる可能性

 30年ぶりの高値を付けている日本マーケットに転機が来る可能性が囁かれている。お盆の出来高減少を背景に閑散相場と言われるなか、「閑散に売りなし」という相場格言通りならば強気継続となるところだ。しかし、マクロ経済的には日本の金利上昇懸念、原油価格上昇など、株式相場にとってネガティブ材料が揃ってきている。

 日本株上昇の追い風とも捉えられる円安も、この環境が続くようなら、原材料費高騰を止められない「悪い円安」として業績に悪影響を及ぼす可能性が出てくる。

 7月後半から8月中旬にかけて3600社の決算発表が行われたが、自動車関連を中心とした外需関連銘柄の多くで円安を背景にした好決算となった。また、想定為替レートの修正を理由とした業績の上方修正も多く見受けられた。

 しかし、このような好材料の発表があったにもかかわらず、その翌日の株価が軟調となった企業も多かった。これは今回の決算の特徴と言える。

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