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投資

新NISAで選択肢から除外しておきたい「買ってはいけない投資信託」3つのタイプ

「買ってはいけない投資信託」の特徴は?

「買ってはいけない投資信託」の特徴は?

 新NISA(少額投資非課税制度)にラインナップされた投資信託の数はつみたて投資枠で約270本、成長投資枠で約2000本と膨大な数に上る。「結局、どれを選んだらいいのかわからない」という人は、まず“選んではいけない投資信託”について知っておきたい。「楽しめる株式投資」をモットーに株式投資の講師などを務める個人投資家・藤川里絵さんが、新NISAで長期投資する際に「買ってはいけない投資信託」3つのタイプを紹介する。

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 新NISAで投資信託を選ぶ際、「買ってはいけない投資信託」を選択肢から除外していくことも重要だ。膨大にある新NISAの投資信託も、次の3つのポイントを押さえておくと選びやすくなるだろう。

信託報酬が高い投信

 投資信託には「買う時」「保有中」「売る時」と、3つの手数料がかかる。まず買う時に支払う手数料(販売手数料)は、無料の「ノーロード」と呼ばれるものにしぼると安心だ。また売る時に高い手数料(信託財産留保額)がかかる投信もなるべく避けたいところ。

 とはいえ、どんな投信でも避けて通れないのは、保有中にかかる手数料「信託報酬」だ。運用に関わってくれている人たちへの手間賃で、購入した額に対して“年率何%”という形で自動的に引かれる。運用成績にかかわらず差し引かれるため、せっかく運用益が出てもマイナスになってしまうこともある。同じような投資対象の投信なら、信託報酬が低いものを選びたい。

流行にのったテーマ型投信

 その時々のトレンドにのった「テーマ型投信」も、実はあまりおすすめできない。たとえば最近だと「ESG」「半導体」や「AI」などに特化した投信がある。

 世の中的にそのテーマがもてはやされているときはいいが、業績がともなわなくなれば投資家は離れていくし、別の目新しいテーマが登場すれば、そちらに移ってしまう。

 もちろん、短期と割り切ってテーマに乗るのも一つの手だが、しっかりと“逃げ時”を見極める必要がある。とはいえ、投信で短期売買をするくらいなら、個別株投資のほうが効率が良いだろう。

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