マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

戸松信博の明日の爆騰株を探せ!

好調な業績継続を期待 トリケミカル研究所(4369)

2016年8月22日 19:00

トリケミカル研究所(4369)市場予想(単位:百万円)

tomatsu160822

企業概要

 半導体や太陽電池、光ファイバーなどの製造に不可欠な特殊化合物(半導体用材料、光ファイバー用材料、太陽電池用材料、化合物半導体用材料、触媒、特殊試薬など)の研究開発・製造・販売を手掛ける化学工業メーカーです。

 電電公社(現:NTT)の光ファイバー向け材料から出発し、今では半導体向け材料を主力としています。起業当時から「こういうことできるか?」という相談に乗りながら化学材料の開発・製造を行ってきた同社は、最先端の化学研究技術で半導体材料や試薬などをオーダーメイドで製作しています。

 高純度化学薬品の製造ノウハウ・化学薬品のハンドリングノウハウが武器になるため、汎用品ではないウルトラファインケミカル(超高純度化学薬品)を得意としています。

 汎用品ではないウルトラファインケミカル(超高 純度化学薬品)を得意としているということは、提供する製品が高付加価値であるということです。化学汎用品は市況や経済状況の影響を受けやすく、価格も左右されやすいですが、独自性を持ったスペシャリティ製品となれば、需給ではなくその機能で価格が決まりますし、技術進化へのニーズに伴った需要を確保することができます。

注目ポイント

 外部環境としては、半導体市場が緩やかな成長を続ける中で、半導体微細化・高積載化による追い風に乗って好業績が継続すると思います。材料・プロセスは進化を続け新材料へのニーズは高まりを崩さないでしょう。

 このような市場環境の中で、同社は汎用品ではない、高付加価値製品に強みを持つこともポイントで、経済状況の浮き沈みを理由とした価格変動リスクが低いところもいいと思います。

 財務面でも改善が続いており、利益積み増しによる自己資本比率の拡大が見られます(16/1期末56.3%>>17/1Q 57.4%)。有利子負債は18億300万円(16/1期)で、有利子負債自己資本比率は0.53倍。安全です。

 株価が続伸していた同社株ですが、韓国SKマテリアルズとの合弁会社設立という業績寄与への期待の他に、大株主である投資運用会社のレオスキャピタルの保有割合の上昇、東証の信用規制解除による資金流入の活発化を期待する買いの集中など資金の需給環境の改善も一つの要因となったようです。17/1期1Qの進捗率の鈍さもあって、このような株価上昇要因など材料出尽くし感から一時売られましたが、引き続き高値圏を安定推移しています。

 ただ、同社、輸出比率が48%と高いため為替の影響を受けます。想定レートを1ドル=110円としていることから(一般的に台湾ドルはUSドルと同じ動きをします)、為替による影響を考慮して修正した業績予想を発表する可能性もあります。その際いったん株価が調整すれば、そこでの購入が検討できると思います。

※最新の推奨銘柄、相場見通しを知りたい方は是非、日本株通信にご登録下さい
日本株通信

戸松信博 プロフィール

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が理想か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。