投資

30代投資家 1000万円超の損失を2016年だけで2回経験

 大波乱の2016年相場だが、個人投資家たちはいかにして相場の波を乗り切り、はたまた呑み込まれてしまったのか。投資歴16年の「Akito」さん(30代)が自身のトレード体験を振り返る。

勝ち組トレーダーでも手痛い失敗

勝ち組トレーダーでも手痛い失敗

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 今年は乱高下相場が続いていますが、年初の資産1億5800万円から7月末時点で1億8900万円になり、3100万円ほど殖えています。

 昨年末から年始にかけて、スターフライヤー(9206)で4000万円稼ぐことができたので、「無理をしなければいい」という気持ちがありました。

 そもそも今年は「苦しい相場になる」と思っていたので、ポジションを持ちすぎないように意識していたのも功を奏しました。それでも、急落時にはオーバーポジションでキツい思いを2度ほど経験しています。

 ひとつは、2月12日に日経平均が前日比760円安と暴落した時です。当時、日経225先物ミニ(ミニ先物)を8800万円ほど買っていて、最大で1200万円のマイナスに……。

 大底からの反転を狙おうかと思いましたが、「まだ下がるかも」と考えると怖くて、資金の半分しか入れられませんでした。

 ただ、過去の暴落時のデータを調べると、あれほどの暴落だったら資金の7~8割は入れてもよかったのではないか、と反省しています。

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