突然マルサがやって来た!

【第5回】六本木のキャバクラはとにかく高いぞ!? 1週間で飽きた | 突然マルサがやってきた!

 2009年12月に発行された元FXトレーダー・磯貝清明氏の著書『突然マルサがやって来た!~FXで10億円稼いだ元ヒルズ族社長の絶頂と貧民転落~』(小学館)を、『マネーポストWEB』にて全文公開(全10回)。第5回は、第3章「評価益は10億円! 絶好調FXに支えられた六本木ヒルズライフ」の前半です。

前回の記事はこちら⇒【第4回】わずか1か月で資金3倍! こんなに簡単に儲かる取引があったとは | 突然マルサがやってきた!

(ここに書かれている内容は、断り書きのない限りすべて同書発行時点のものである点をご了承ください。また、本文中に登場する人物名は、著者・磯貝氏を除いて仮名です)

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第3章 評価益は10億円! 絶好調FXに支えられた六本木ヒルズライフ(前半)

■家賃は月80万円。僕は六本木ヒルズの住人になった!

 2005年、僕はついに、憧れの六本木ヒルズクラブへの入会を果たしました。うれしさのあまり、夜な夜な友人や知人を引き連れて、六本木ヒルズの象徴である森タワーへと足を運ぶようになりました。

 クラブのある51階へと向かうエレベーターは、まるで僕らを異空間へといざなう魔法の扉のようでした。

 会員と同伴でなければ入れないという特別感、洗練された料理とサービス、そして何より、このきらめく東京の夜景──。だれを連れて来ても、第一声は、

「すごい!」

という歓声でした。

 同じ森タワーで1フロア上にある有料展望台は観光客でごった返しているけれど、ここならいつだって贅沢なほどにゆったりした空間が広がっています。眼下に広がるこの眺望を肴に、食事やお酒を楽しむ至福のひととき。僕はいつも鼻高々でした。

 女の子はこれでイチコロ……というわけにはいきませんが、とにかく年齢性別問わず、連れて来る人だれもが大喜びし、感動してくれました。

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