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【注目トピックス 日本株】新興市場銘柄ダイジェスト:トリプルアイズは年初来高値、テックファムがストップ高

*15:47JST 新興市場銘柄ダイジェスト:トリプルアイズは年初来高値、テックファムがストップ高
<9215> CaSy 899 +52
大幅に続伸。クラウド型家事代行サービス「CaSy」の「福利厚生プラン」を三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の三菱UFJ信託銀行へ提供すると発表している。同行では、従業員の多様なワークライフバランスの向上をサポートすることを目的に、家事代行サービス費用補助制度を導入している。掃除代行や料理代行などのサービス内容とシステムで完結する利用方法が決め手となり、同プランの導入に至ったという。

<5026> トリプルアイズ 1113 +111
年初来高値。顔認証勤怠システム「AIZE」が東京都世田谷区の会計年度任用職員の出退勤管理システムに採用されたと前日に発表し、改めて買い材料視されている。世田谷区の本庁舎、保育園や学校、図書館など約500カ所に導入される。要件定義・開発・構築期間を経て、8月からシステム稼働・運用の予定。有給休暇も含めた勤怠と休暇情報が可視化できるユーザーインターフェイスを構築し、効率的な勤怠管理を実現するとしている。

<3625> テックファム 709 +100
ストップ高。前日の取引時間中にAIを活用した3Dモデル生成ソリューションサービスの提供を開始したと発表し、引き続き買い材料視されている。「ECサイト上で商品(服)を人間に着せたトータルコーディネートを見せたい」との顧客の要望を受けたことを機に、最新の3D技術「3D Gaussian Splatting」を採用したソリューションを開発。既にECサイトに実装した顧客からは、ユーザーの商品体験向上が評価されているという。

<4419> Finatext 869 +63
大幅に続伸。24年3月期の営業損益予想を従来の0.21億円の黒字から2.20億円の黒字(前期実績3.28億円の赤字)に上方修正している。全社的な支出の見直しを実施した結果、業務委託費や人件費が当初見込みよりも縮小したため。従来予想から利益を約10倍も上方修正したことが好感され、買いが集まっているようだ。なお、機関投資家・アナリスト・メディア関係者向けの決算説明会を5月14日に開催すると明らかにしている。

<3967> エルテス 800 +23
大幅に続伸。SNS型投資詐欺につながるなりすまし詐欺広告の検知サービスを開始すると発表している。起業家やタレントなど著名人の画像を無断に使用した虚偽広告をSNSに広告出稿する行為が横行しており、相談が増加していた。このため「なりすまし詐欺広告検知」をWebリスクモニタリングサービスの正式ラインナップの一つとし、正式な広告契約を結ぶ広告主やタレント事務所向けに展開する。

<166A> タスキHD 641 +44
大幅に3日ぶり反発。資産コンサルティングベンチャーのオーラ(東京都港区)の株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は23.47億円で、異動後の議決権所有割合は71.1%。オーラは不動産活用の提案や不動産仲介、不動産買取、不動産関連商品の販売などを行っており、子会社化でサービスの多角化と提供価値の向上に加え、ウェルスアドバイザリーサービスへの事業展開を強化する。

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