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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:戻りの鈍い展開か、調整一服も週末に向け買い後退

*13:46JST 米国株見通し:戻りの鈍い展開か、調整一服も週末に向け買い後退
(13時30分現在)

S&P500先物      5,124.75(+42.50)
ナスダック100先物  17,771.25(+203.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は50ドル高。米金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ

25日の主要3指数は軟調。下げ幅縮小も、ダウは375ドル安の38085ドルと続落で取引を終えた。この日発表された1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率で減速したほか、消費減退が示された。同時に物価上昇圧力も鮮明になり、引き締め的な金融政策への思惑が長期金利を押し上げた。それを受け、業績見通しが市場の期待を下回ったメタ・プラットフォームズを中心にハイテク売りが優勢となり、相場を圧迫した。

本日は戻りの鈍い展開か。連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定に影響を与えるコアPCE価格指数は高止まりが予想され、タカ派的な政策姿勢を警戒した売りが出やすい。来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利の据え置きが見込まれるものの、引き締め的な政策の継続が警戒される、前週からの調整売りが進み一段の下げは抑制される可能性もあるが、中東情勢への懸念は払しょくされておらず週末に向け買いは入りづらい。

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