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【注目トピックス 日本株】システムサポート—3Qも2ケタ増収増益、全てのセグメントで売上高が増加

*09:26JST システムサポート---3Qも2ケタ増収増益、全てのセグメントで売上高が増加
システムサポート<4396>は8日、2024年6月期第3四半期(23年7月-24年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.2%増の163.45億円、営業利益が同19.2%増の14.10億円、経常利益が同19.8%増の14.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同20.0%増の9.62億円となった。

クラウドインテグレーション事業の売上高は前年同期比38.3%増の52.55億円、セグメント利益は同41.6%増の8.47億円となった。顧客企業のDX需要の高まりを背景にAmazon Web Services(AWS)やServiceNow等のクラウドサービスの移行・利用に係る技術支援が好調に推移し、またクラウドサービスへの移行後のリセール(ライセンス等の再販)が拡大した。

システムインテグレーション事業の売上高は同4.3%増の88.27億円、セグメント利益は同36.9%減の1.61億円となった。ERPパッケージ利用支援分野が堅調に推移した一方、販売費及び一般管理費の配賦額が増加した影響で、増収減益となった。

アウトソーシング事業の売上高は同17.2%増の15.20億円、セグメント利益は同44.1%増の2.45億円となった。データセンター業務で月額利用料等のストック売上や顧客1社あたりの利用料が増加した。

プロダクト事業の売上高は同9.9%増の5.71億円、セグメント利益は同3.2%減の1.41億円となった。建て役者(建築業向け工事情報管理システム)及び就業役者(勤怠・作業管理システム)等の販売が堅調に推移した一方、販売費及び一般管理費が増加した影響で、増収減益となった。

海外事業の売上高は同49.7%増の1.71億円、セグメント利益は同26.2%増の0.51億円となった。北米で展開しているシステムインテグレーションやアウトソーシング、メディア運営事業等については、増収増益となった。

2024年6月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比13.1%増の217.84億円、営業利益は同21.0%増の17.63億円、経常利益は同19.8%増の17.55億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同15.6%増の11.67億円とする期初計画を据え置いている。

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