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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米債券・株式にらみドル売り継続も

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米債券・株式にらみドル売り継続も
23日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。米国のトリプル安懸念は払拭されず、債券・株式への売りが強まればドル売り継続の見通し。落ち着きを取り戻す可能性もあるが、3連休を控えドル売り需要が想定される。

前日発表された米経済指標でPMIは製造業が予想外に強く、サービス業とともに前回を上回った。上昇傾向が続く新規失業保険申請件数も前週は改善し、景気減速懸念は一服。ただ、トリプル安懸念は根強く、ドルの買戻しは限定的に。ユーロ・ドルは1.1250ドル台に下落後は下げ渋り、ドル・円は144円30銭台まで回復も失速した。本日アジア市場で米10年債利回りは落ち着いたものの、小幅低下の場面でもドルは神経質に売りで反応している。

この後の海外市場は引き続きトリプル安への警戒ムードが広がりやすい。トランプ政権の大型減税法案をめぐり、財政悪化への警戒が続く。金利高(債券安)とともに株式も下げればドル売り優勢となりそうだ。前日の中古住宅販売件数に続き、今晩の新築住宅販売件数は収縮が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策への思惑からもドル買いは抑制されるだろう。足元のドル安で値ごろ感から買戻しが期待されるものの、3連休を控えドルは売られやすいとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 加・3月小売売上高(予想:前月比-0.3%、2月-0.4%)
・23:00 米・4月新築住宅販売件数(予想:69万件、3月72.4万件)

<CS>

fisco

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