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FiscoNews

【注目トピックス 外国株】概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感された

*09:17JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、経済指標の改善が好感された
【ブラジル】ボベスパ指数 137824.30 +0.40%
23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比551.70ポイント高(+0.40%)の137824.30で引けた。日中の取引レンジは134,997.30-137,824.30となった。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。最新調査では、今年1-3月期、4-6月期の成長予想が、それぞれ前回調査の3%、2.1%から3.2%、2.2%に引き上げられた。また、中国の景気対策への期待感なども引き続き支援材料となった。一方、欧米株の下落など弱い外部環境が指数の上値を抑えた。

【ロシア】MOEX指数 2770.10 -0.79%
23日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.06ポイント安(-0.79%)の2770.10となった。日中の取引レンジは2,762.67-2,790.29となった。

終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。欧米が対ロ制裁を追加するとの観測が嫌気され、売りは継続。欧州連合(EU)は、ウクライナ戦争の終結に向けた対ロ制裁の追加を検討していると報じられた。一部メディアによると、EUは国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークからロシア銀行20行強の排除を新たに検討しているという。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や中国の景気対策への期待感などが指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 81721.08 +0.95%
23日のインドSENSEX指数は反発。前日比769.09ポイント高(+0.95%)の81721.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同243.45ポイント高(+0.99%)の24853.15で取引を終えた。

高く寄り付いた後狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が好感された。5月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は61.2となり、前月の59.7を上回ったほか、13カ月ぶりの高水準を記録。また、成長予想の上方修正も支援材料となった。格付け会社フィッチ・レーティングスは最新リポートで、インド経済が2026年度までの中期成長予想をこれまでの6.2%から6.4%に引き上げた。労働生産性の貢献割合の引き上げが上方修正に寄与したと指摘した。

【中国本土】上海総合指数 3348.37 -0.94%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.82ポイント安(-0.94%)の3348.37ポイントと続落した。

前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米金利に上昇圧力が強まっているほか、貿易問題を巡る米中協議の進ちょくが気がかり材料だ。ただ、下値は限定的。中国当局が経済支援のスタンスを強める中、複数の外資ブローカーは中国経済が持ち直しつつあるとの認識を示している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。

<CS>

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