*13:07JST BS11 Research Memo(7):通期予想を据え置きも、予想を上回る成長を目指す
■今後の見通し
● 2025年8月期の業績見通し
日本BS放送<9414>の2025年8月期業績予想は連結・個別ともに据え置き、連結については売上高12,314百万円(前期比0.6%増)、営業利益2,004百万円(同3.8%減)、経常利益2,032百万円(同3.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,407百万円(同3.3%減)と、前期比では増収ながら各段階利益の減益を見込んでいる。個別の売上高内訳として、タイム収入は前期比3.1%増の8,518百万円、スポット収入は同6.2%減の2,128百万円、その他収入は同15.5%増の953百万円を計画している。2025年上期の実績を踏まえ、期初予想段階で想定していたコンテンツ強化策等を下期に本格投入し、売上・利益両面のさらなる向上を図る。具体的には、自社制作番組の拡大や番組購入の強化を通じてスポンサー獲得を促進し、周辺事業の収益力も高める方針だ。利益面では引き続き広告宣伝費の効率化を進めつつ、期初予想を上回る業績の達成を目指す。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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