*15:05JST セレンディップ・ホールディングス---産学官連携による共同研究でリサイクル材料の農業分野進出を加速
セレンディップ・ホールディングス<7318>は27日、子会社である三井屋工業が鳥取大学農学部と連携し、植物栽培用培地「ふわっ土」の商品性向上に向けた共同研究を開始すると発表した。
同研究は、リサイクル素材を活用した農業分野への応用展開を目的とした産学官連携の取り組みである。
「ふわっ土」は、三井屋工業の製造工程で発生する端材をアップサイクルすることで誕生したリサイクル型の培地である。軽量・虫が発生しにくい・異臭が発生しにくい・劣化しにくい・汚れにくい・肥料の調整がしやすい・連作障害が起こりにくいといった特徴がある。
今回の共同研究では、専門的な知見を有する鳥取大学農学部と協力して、農業資材としての更なる信頼性を高め、さらにその機能性向上を図り、多様な植物に対応できる可能性を追求する。また、鳥取県産業技術センター内に設置したサテライトオフィスも活用しながら進め、地域と連携しながら活動を行っていく。
<AK>