*13:08JST 豪ドル週間見通し:上げ渋りか、1-3月期GDPが手掛かり材料に
■下げ渋り、豪準備銀行は金融政策の先行きに対する慎重な姿勢を維持
今週の豪ドル・円は下げ渋り。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げの可能性は残されているものの、日本の長期金利低下を受けて日豪金利差縮小の思惑は後退。米ドル・円相場は円安方向に振れた関係でリスク回避の円買いは縮小し、豪ドル・円は一時93円台後半まで反発した。取引レンジ:92円02銭-93円88銭。
■上げ渋りか、1-3月期GDPが手掛かり材料に
来週の豪ドル・円は上げ渋りか。1-3月期国内総生産(GDP)が有力な手掛かり材料となりそうだ。成長率は鈍化する可能性があるものの、市場予想とおおむね一致した場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・4日:1-3月期国内総生産(10-12月期:+1.3%)
予想レンジ:91円50銭-94円50銭
<FA>