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FiscoNews

【注目トピックス 外国株】概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、貿易黒字の縮小が警戒

*09:46JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、貿易黒字の縮小が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 136102.10 -0.10%
6日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比134.28ポイント安(-0.10%)の136102.10で引けた。日中の取引レンジは135,600.86-136,889.88となった。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。貿易黒字の縮小が警戒され、売りは優勢。また、米利下げ期待の後退も引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行がブラジルの株の支援材料となった。また、中国当局が追加の金融緩和に踏み切るとの観測も好感された。

【ロシア】MOEX指数 2786.16 -2.47%
6日のロシア株式市場は9日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比70.45ポイント安(-2.47%)の2786.16となった。日中の取引レンジは2,784.00-2,910.52となった。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。また、利下げの実施も好感された。ロシア中央銀行は6日、政策金利を21.00%から20.00%に引き下げると決定した。

【インド】SENSEX指数 82188.99 +0.92%
6日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比746.95ポイント高(+0.92%)の82188.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同252.15ポイント高(+1.02%)の25003.05で取引を終えた

大幅な利下げ期待が高まっていることが支援材料となろう。インフレ率の落ち着きに加え、国内景気を押し上げるため、インド準備銀行(中央銀行)が大幅な利下げに踏み切ると予測されている。なお、準備銀は6日、政策金利をこれまでの6.00%から5.50%に引き下げると決定。市場予想は0.25%の利下げだった。また、伝統食である非ベジタリアン・ターリ―の食材価格は5月に6%下落したとの報告も好感されよう。ほかに、米中協議の進展期待などが引き続き指数をサポートした。

【中国】上海総合指数 3385.36 +0.04%
6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.26ポイント高(+0.04%)の3385.36ポイントと小幅ながら4日続伸した。

前場は利益確定の売りに押されたものの、米中貿易問題を巡る協議の進展期待が下支えとなった。トランプ米大統領と中国の習近平・国家主席は5日に電話会談を実施。トランプ氏は自身のSNSに、「非常に良い会談だった」と投稿し、近く高官レベルの通商協議を再開すると述べた。ただ、上値も重い。米国では6日に5月の雇用統計、中国では週明け9日に5月の物価と貿易の統計が公表される。内容を見極めたいとするスタンスが広がった。

<CS>

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