*16:13JST 新興市場銘柄ダイジェスト:VISは続落、アクリートが年初来高値
<5131> リンカーズ 171 -1
もみ合い。金融機関向けビジネスマッチングシステム「Linkers for BANK」が東日本銀行へ導入されると発表した。LFB導入機関として2例目となるSSO(シングルサインオン)連携機能を提供し、東日本銀行の行職員がより効率的かつ安全にLFBを活用できる環境を実現、迅速なビジネスマッチング業務の展開と案件管理の一元化を可能にする。LFBサービス提供開始以降、地域金融機関や信用金庫を中心に全国で48機関に導入されており、そのネットワークは順調に全国に拡大している。
<4395> アクリート 1001 +52
続伸、年初来高値更新。新事業「LINE通知メッセージリニューアルへの対応」を開始することを発表し、好材料視されている。同社が開発し保有する特許を活用した新たなメッセージ配信プラットフォームサービス「SMSコネクトfor LINE」を提供する。企業のサービス利用会員や、自治体の住民として登録された方の携帯電話番号が判れば、一つの配信リクエスト処理で、SMSとLINEどちらにでもメッセージ配信可能となる。LINEユーザーでない場合は、自動的にSMSとして配信処理される。
<5242> アイズ 1831 +75
大幅反発。16日の取引終了後に、SNS「Threads」の広告支援サービスを提供開始したことを発表し、好材料視されている。「Threads(スレッズ)」は、23年7月5日にMetaよりローンチされたSNSで、テキストで近況を共有したり、他のユーザーとの会話に参加したりすることができる新SNSアプリである。Threadsの広告配信の開始に伴い、既存クライアントや新たな広告主向けにThreadsへの広告出稿を含めた支援体制を強化していくとしている。
<280A> TMH 1457 +35
続伸。16日の取引終了後に、韓国半導体製造装置メーカーと代理店契約を締結することを発表し、好材料視されている。韓国のCVD/Etch装置メーカーと代理店契約を締結し、日本国内における販売展開を加速することとなった。今回の契約により、同社製の半導体製造装置に関して、販売からアフターサポートまで一貫した対応を行う。これまでに培ったエンジニアリング力と顧客対応力を活かし、信頼性の高い技術サポートを提供するとともに、半導体業界における事業基盤の強化およびさらなる事業拡大を目指す。
<130A> VIS 676 -33
続落。同社では、自社でmRNAを標的とする新たな医薬品の創出(パイプライン創出)に向けた取り組みを進めており、その1件目のパイプラインとなる核酸医薬による疾患治療のプロジェクトを開始したことを発表した。この研究プロジェクトで創出されるASOが新薬としての承認を得て製造販売を開始した場合の国内売上高(ピーク売上)は、年間約150億円と予想している。25年12月期分の研究開発費の支出は、業績予想に織り込まれており、買い気配スタートとなったが、利益確定売りに押されている。
<4572> カルナバイオ 348 +4
反発。次世代型BTK阻害剤docirbrutinib(AS-1763)のフェーズ1b試験に関し、docirbrutinibの良好な安全性の結果とともに、複数の前治療歴を有する成熟B細胞腫瘍患者に対する有望な腫瘍縮小効果を含む初期臨床データを25年欧州血液学会(EHA)においてポスター発表した。複数の前治療歴がある慢性リンパ性白血病(CLL)患者において、良好かつ持続的な腫瘍縮小効果を示した。第2相試験推奨用量を決定するためのフェーズ1b試験用量拡大パートを継続中である。
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