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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】グッドパッチ—3Qは2ケタ増収・大幅な増益、期末配当金について初配の実施を発表

*20:10JST グッドパッチ---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、期末配当金について初配の実施を発表
グッドパッチ<7351>は15日、2025年8月期第3四半期(24年9月-25年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比27.8%増の38.35億円、営業利益が5.09億円(前年同期は0.35億円の利益)、経常利益が5.34億円(同0.41億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が3.64億円(同0.11億円の利益)となった。

デザインパートナー事業の売上高は前年同期比28.6%増の35.42億円、営業利益は同335.0%増の5.38億円となった。顧客企業と同社のデザイナーが一体となりプロジェクト形式で包括的なデザインサービスを提供している。近年DXが注目を集め、企業がデジタル領域において変革を求められる状況の中で、デザインの持つ役割の重要性は益々高まっている。そのような状況の中、デザインパートナー事業では、数多くのデジタルデザイン支援の知見を集約し、経験豊富なデザイナーを集め、育成することで、より多くの企業に対して、高品質なデザイン支援を行うことが可能になる。そのため、デザイナーの採用活動を積極的に行い、提供リソースであるデザイナー人員を拡大するとともに、より幅広い業種業態の顧客企業に対してデザイン支援を実施してきた。また、日本国内の正社員デザイン部門及び「Goodpatch Anywhere」における営業リードの共有に加え、プロジェクト獲得やデザイナーリソースの連携を行ってきた。当第3四半期においては、スタジオディテイルズ及びGoodpatch Anywhereを含むプロジェクト提供を行った顧客社数は63.7社(前年同期は47.3社、前年同期比34.5%増)、月額平均顧客単価は6,322千円(前年同期は5,736千円、同10.2%増)となった。新規顧客の開拓及び既存顧客の深耕に向けて、マーケティングの強化やプロジェクト受注体制の改善等に注力することで、月額平均顧客単価は増加した。また、社内デザイン組織のデザイナー数は、当第3四半期末において150名(同0.7%減)、「Goodpatch Anywhere」の所属デザイナー数は630名(同7.9%増、うち稼働デザイナー数は60名、同13.2%増)となった。

デザインプラットフォーム事業の売上高は同19.0%増の2.92億円、営業損失は0.29億円(前年同期は0.88億円の損失)となった。デザインパートナー事業によって行われるUI/UXデザイン支援を様々な側面からサポートするサービスを提供している。当第3四半期においては、デザイナー採用支援サービス「ReDesigner」は、ダイレクトリクルーティング機能が登録者数および契約社数の増加に貢献している。また、SaaS型のオンラインホワイトボードツール「Strap」においては、機能開発を進めるとともに、企業の研修ニーズを捉えた導入支援を経て、導入規模の拡大を図っている。

2025年8月期通期については、売上高が前期比25.4%増の49.46億円、営業利益が4.19億円、経常利益が同803.7%増の4.22億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.73億円とする3月18日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。

また、同社では成長投資を行いつつ、健全な財務体質を維持し、投資と株主還元のバランスを適切に図ることが可能であると判断し、同社として初となる剰余金の配当を実施することを発表した。これにより2025年8月期の期末配当金は、1株当たり9.00円となる。

<AK>

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