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【注目トピックス 市況・概況】NY株式:NYダウは231ドル高、FRB独立性脅威も金利安やハイテクがけん引

*05:55JST NY株式:NYダウは231ドル高、FRB独立性脅威も金利安やハイテクがけん引
米国株式市場は上昇。ダウ平均は231.49ドル高の44254.78ドル、ナスダックは52.69ポイント高の20730.49で取引を終了した。

生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待の再燃で寄り付き後、上昇。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受け、FRBの独立性が脅かせる可能性を警戒した売りが加速、相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感の後退で、買戻しが強まり、プラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引し、相場は一段高となり、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、医薬品・バイオテクが下落した。

金融のゴールドマンサックス(GS)は第2四半期決算で株式トレーディング収入が過去最高を記録、収益を押し上げ、上昇。情報処理サービス会社のグローバルペイメンツ(GPN)は物言う投資家のエリオット・マネジメントによる同社の株式保有が報じられ、事業再編期待に買われた。製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は第2四半期決算の内容が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げが好感され、上昇。

投資会社のKKR(KKR)やカーライル・グループ(CG)などは、トランプ政権が確定拠出型年金401Kプランでプライベート・エクイティー(PE、未公開株)への投資に拡大する大統領令について最終調整を進めているとの報道で、それぞれ買われた。自動車メーカーのフォード(F)は燃料漏れの恐れで約70万台リコールを発表し、下落。

航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益は予想を上回ったが、通期見通しの引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。

(Horiko Capital Management LLC)

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