*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯となりそうだ。前日17日のダウ平均は229.71ドル高の44484.49ドル、ナスダックは153.78pt高の20884.27ptで取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったほか、週次新規失業保険申請件数も減少し労働市場の底堅さを示す良好な経済指標を受け、寄り付き後、上昇。主要企業の決算を好感した買いも支援し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ上げ幅を拡大し、ナスダックは連日で過去最高値を更新し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯となりそうだ。米株高やVIX指数の低下、円安基調などから、投資家心理は安定しており、朝方はしっかりとした始まりが予想される。日足チャートにおいて、各主要移動平均線をすべて上回ったほか、一目均衡表の先行スパン(雲)上限が下値をサポートしており、テクニカル面も買いをサポートしそうだ。一方、再度6月の高値もち合い水準付近まで上昇したことから、戻り待ちの売りが警戒されるほか、3連休前の持ち高調整も予想されるため、軟化局面も視野に入れたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比変わらずの741ptで終えている。上値のメドは750pt、下値のメドは730ptとする。
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