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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】SMK—1Q減収なるも、SCI事業では車載市場が好調に推移

*12:55JST SMK---1Q減収なるも、SCI事業では車載市場が好調に推移
SMK<6798>は29日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.9%減の110.29億円、営業損失が2.80億円(前年同期は0.64億円の損失)、経常損失が6.18億円(同9.52億円の利益)、親会社株式に帰属する四半期純損失が6.51億円(同8.01億円の利益)となった。

CS事業部の売上高は前年同期比8.9%減の52.07億円、営業利益は同59.8%減の2.29億円となった。車載市場では、カメラ関連やE-Bike関連が引き続き堅調で前年並みとなった。また、家電市場では、アミューズメント関連の拡大により前年を上回った。一方、情報通信市場では、スマートフォン、タブレット関連が減少し前年を下回った。産機市場においては、再生可能エネルギーは好調だったが、ヘルスケア関連が減少し、前年を下回った。

SCI事業部の売上高は同2.4%減の58.01億円、営業損失は3.65億円(前年同期は5.28億円の損失)となった。家電市場では、リモコンにおいてサニタリー用・エアコン用は好調だったが、スマート家電用が減少し前年を割り込んだ。車載市場では車両用カメラモジュールや操作ユニット、E-Bike用操作ユニット、スイッチが好調で前年を上回った。

イノベーションセンターの売上高は同67.9%減の0.20億円、営業損失は1.44億円(同1.04億円の損失)となった。Bluetooth(R)モジュールにおいて、モバイルプリンタ用が減少し、前年を割り込んだ。また、照明機器用Sub-GHz通信モジュールも減少し、イノベーションセンター全体として前年を下回る結果となった。なお、構造改革プログラムの一環としての事業の選択と集中により、イノベーションセンターでは音声によるあたまの健康度分析技術と筋電センサーの2事業にリソースを集中することとし、通信モジュール事業は全社的な効率性を考慮し、6月よりSCI事業部に移管した。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.3%減の460.00億円、営業利益が5.00億円、経常利益が同82.0%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が6.00億円とする期初計画を据え置いている。

<NH>

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