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FiscoNews

【相場概況】日経平均は小幅続落、方向感に欠ける展開

*15:41JST 日経平均は小幅続落、方向感に欠ける展開
前日29日の米国株式市場は下落。ダウ平均は204.57ドル安の44632.99ドル、ナスダックは80.29ポイント安の21098.29で取引を終了した。JOLT求人件数が予想を下回ったほか、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感も売り圧力となった。一方、トランプ大統領の承認次第だが、対中通商協議で関税停止措置延長を巡りほぼ合意したことが明かになり、下げ止まり終了した。米国市場を横目に、30日の日経平均は4日ぶり反発して取引を開始した。昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなり、寄り後は下げに転じた。日本時間の明日未明にFOMCの結果が発表され、また、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、終日40600円台付近を推移するさえない値動きとなった。

 大引けの日経平均は前日比19.85円安の40654.70円となった。東証プライム市場の売買高は19億7694万株、売買代金は4兆9430億円だった。業種別では、空運業、サービス業、パルプ・紙などが値下がり率上位、非鉄金属、繊維製品、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライム市場の値上がり銘柄は65.9%、対して値下がり銘柄は29.6%となっている。

 個別では、ファナック<6954>やキーエンス<6861>といった産業機械関連株が軟調に推移。また、アドバンテスト<6857>、小松製作所<6301>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ANAホールディングス<9202>などが下落した。ほか、前日の純利益の下方修正を嫌気されたシマノ<7309>が大幅安、小森<6349>、フジテック
<6406>、四国化成HD<4099>などが値下がり率上位となった。

 一方、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連が堅調に推移。また、フジクラ<5803>、古河電工<5801>、東エレク<8035>、日本電気<6701>、キヤノン<7751>、日立<6501>などが上昇した。ほか、住友ファーマ<4506>、エクセディ<7278>、エンプラス<6961>などが値上がり率上位となった。

 

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