*08:25JST 米国株安や円高を嫌気してリスク回避の動きへ
[本日の想定レンジ]
1日のNYダウは542.40ドル安の43588.58ドル、ナスダック総合指数は472.32pt安の20650.13pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比860円安の40000円だった。本日は米国株安や円高進行を嫌気してリスク回避の動きが強まりそうだ。7月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数が前月比73000人増と市場予想(11万人増)を下回ったほか、5月と6月の数値も大幅に下方修正され、米国経済の急激な冷え込みへの懸念が米国市場の重荷になった。円相場も1ドル=147円台前半へと3円超の大幅な円高・ドル安が進んでおり、輸出採算の悪化を警戒した売りも膨らみそうだ。さらに、騰落レシオは135.47%と上昇しており、相場の過熱感を示唆しており、スピード調整を局面が続きそうで、目先は下値を探る展開が想定される。ただ、国内企業の2025年4-6月期の決算発表が本格化しているため、市場予想から大きく外れた決算銘柄や通期予想の修正などに対応した個別物色は活発化しそうだ。下値のめどは25日移動平均線(4
0209円)や節目の40000円、7月22日の安値(39586円)、心理的な節目の39500円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限40500円-下限39500円
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