*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:高値もち合いか
本日の東証グロース市場250指数先物は、高値もち合いを予想する。前日5日のダウ平均は61.90ドル安の44111.74ドル、ナスダックは137.03pt安の20916.55ptで取引を終了した。早期利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。トランプ大統領がインタビューで、医薬品、半導体に対する関税を近く発表すると言及、その後、ISM非製造業景況指数を受けた景気見通し悪化で、下落に転じた。相場は終日軟調に推移し、終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、高値もち合いを予想する。米株安やVIX指数の上昇、為替の円安一服など、軟化した外部環境から売り優勢の始まりが予想される。昨日に高値を更新したことや、日足ストキャスティクスが過熱気味なこともあり、利益確定売りが多くなりそうだ。一方で、日足パラボリックの陽転や、5日移動平均線のサポート、関税影響を受けにくグロース市場特有の底堅さなど評価材料も多く、押し目買い意欲は強いと思われる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt安の765ptで終えている。上値のメドは775pt、下値のメドは755ptとする。
<SK>