*14:45JST サンマルクホールディングス---1Q増収・営業利益増益、レストラン事業・喫茶事業ともに順調に推移
サンマルクホールディングス<3395>は5日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比34.5%増の214.40億円、営業利益が同46.6%増の10.20億円、経常利益が同14.4%増の9.69億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同62.2%減の4.17億円となった。
同社グループにおいては、中期経営計画における基本方針に掲げた各施策について取り組んできた。鎌倉パスタ業態においては、派生業態の出店及び店舗の改装を継続することで業態のブラッシュアップを図っている。サンマルクカフェ業態においては、価格転嫁による収益力の向上を図るとともに、期間限定メニューの開発に注力し、魅力的な商品を提供することで客数を維持向上させ既存店の競争力の強化に取り組んできた。また、前年度のM&Aにより獲得した牛カツ定食業態については、国内外での出店を継続しつつ、買収後の業務統合を推進することで、グループへの貢献度を高めてきた。
新規出店の状況については、当第1四半期中に生麺専門鎌倉パスタ直営店1店舗、ベーカリーレストラン・バケット直営店3店舗、牛カツ京都勝牛直営店3店舗、フランチャイズ店3店舗をそれぞれ出店(当第1四半期出店数:直営店7店舗、フランチャイズ店3店舗)し、これにより同社グループ全業態の当第1四半期末の合計店舗数は、直営店820店舗、フランチャイズ店59店舗、合計879店舗体制となった。
セグメント別の経営成績について、レストラン事業の売上高は前年同期比53.1%増の144.97億円、営業利益は同37.4%増の9.10億円となった。喫茶事業の売上高は同7.3%増の69.43億円、営業利益は同41.7%増の7.09億円となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.3%増の810.00億円、営業利益が同23.5%増の45.00億円、経常利益が同14.6%増の44.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.3%減の20.00億円とする期初計画を据え置いている。
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