*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:しっかりした値動きか
本日の東証グロース市場250指数先物は、しっかりした値動きとなりそうだ。前日6日のダウ平均は81.38ドル高の44193.12ドル、ナスダックは252.88pt高の21169.43ptで取引を終了した。利下げ期待に、寄り付き後、上昇。アップルやマクドナルドの上昇がけん引し、相場は続伸した。さらに、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁や連邦準備制度理事会(FRB)クック理事が利下げを支持する可能性を示唆したため一段高。終日堅調に推移し、終盤に上げ幅を拡大し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、しっかりした値動きを予想する。米株高やVIX指数の低下など、外部環境が安定しているうえ、投資家心理も改善しており、急落リスクは低下している。高値警戒感による利益確定売りは警戒されるものの、日足チャートでは、パラボリックが陽転したほか、オシレーター系指標の過熱感も一服しており、軟化局面では押し目買いも期待できそうだ。一方、プライム市場と往来している短期資金も観測されており、日経平均株価が急伸するような場面があれば、上値が重くなる可能性も視野に入れたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt安の764ptで終えている。上値のメドは775pt、下値のメドは755ptとする。
<SK>