*06:27JST NY為替:FRB理事候補にCEA委員長指名でドル反落
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円58銭まで上昇後、146円94銭まで下落し、147円09銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が前週から予想以上に増加し、労働市場の減速懸念が強まり、ドル売りが優勢となった。その後、米7月NY連銀調査でインフレ期待が上昇したほか、30年債入札が低調で長期金利が上昇に転じ、ドルの買戻しが優勢となった。トランプ大統領がクーグラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事の後任に、経済諮問委員会(CEA)の委員長ミラン氏を1月末までの任期で候補に指名するとの発表で、ドル売りが再開。
ユーロ・ドルは1.1611ドルまで下落後、1.1672ドルまで上昇し、1.1665ドルで引けた。ユーロ・円は171円27銭まで下落後、171円70銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3390ドルまで下落後、1.3448ドルまで上昇。英中銀が政策金利を予想通り引き下げたが4人のメンバーが据え置きを支持したためタカ派利下げとの見方にポンド買いが強まった。その後、ドル売りに押された。ドル・スイスは0.8080フランから0.8057フランまで下落した。
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