閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】注目銘柄ダイジェスト(前場):ゼンショーHD、サンリオ、シャープなど

*11:59JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ゼンショーHD、サンリオ、シャープなど
キオクシアHD<285A>:2590円(+226円)
大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、Non-GAAP営業利益は452億円で前年同期比64.2%減となったが、会社計画である130-350億円のレンジ上限水準も大きく上回っている。販売単価が想定より上振れていることが背景とみられる。第2四半期(7-9月期)の予想レンジは490-830億円、同8.4-83.6%増としており、こちらも市場目線を上回る水準となっている。

シャープ<6753>:843.6円(+73.8円)
大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は153億円と黒字に転換、25億円程度であった市場予想を大幅に上回る着地に。経費削減などのコストダウン効果に加え、為替円高の影響もプラスに寄与しているようだ。通期計画も従来の200億円から300億円、前期比9.7%増と一転増益予想に上方修正。関税のマイナス影響も業績予想に織り込んでの上方修正という形になっている。

ゼンショーHD<7550>:9156円(+1244円)
大幅反発。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は158億円で前年同期比8.7%減となっている。据え置きの上半期計画397億円、同3.5%との比較からはサプライズがないものの、ここまでの月次動向からすき家の既存店売上低迷が明らかになっていたこと、コメの仕入価格上昇によるコスト負担増も警戒されていたことから、市場ではより大幅な減益が想定されていたもよう。中食事業やはま寿司事業が収益の下支えとなっている。

サンリオ<8136>:6960円(+754円)
大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は202億円で前年同期比88.0%増となり、150億円程度の市場予想を大幅に上回っている。通期予想も従来の600億円から673億円、前期比29.9%増に上方修正。市場コンセンサスは640億円程度であったとみられる。海外事業が好調、中国では新規顧客の獲得も進んでいるようだ。決算期待は高かったものの、想定以上の好業績にポジティブなインパクトが先行。

アンビス<7071>:625円 カ -
ストップ高買い気配。特別調査委員会の調査報告書を受領と先週末に発表。調査の結果、一部報道にあるような組織的な不正および不正請求の実態がないことが事実認定されたとしている。今回調査での影響額は63百万円あまりと僅少なもので、過年度の有価証券報告書等の訂正はせず、25年9月期第2四半期決算で全額引当を行う予定のもよう。過度な警戒感の後退に伴い、見直しの動きが進む形に。

アルー<7043>:880円(+65円)
急騰、年初来高値更新。25年12月期第2四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高は17.36億円(前年同期比17.5%増)、経常利益は1.49億円と前年同期の0.57億円の赤字から一転経常黒字に転換した。利益面において、法人向け教育における既存の教室型研修が好調であったことに加え、エナジースイッチやクインテグラルのグループインによる売上高の増加及び今期より取り組んでいる利益創出構造への転換による労務費の減少があった結果、売上総利益率が向上するなどした。

ダイナミクマップ<336A>:1196円(+66円)
急騰。26年3月期第1四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高・ライセンス型売上は前年同期比大幅増加、調整後EBITDAは黒字化した。国内では、オートモーティブビジネスにおいて、車載システムメーカー向けの法人ライセンス売上計上により、ライセンス型売上が拡大した。3Dデータビジネスにおいても、内閣府の課題解決プログラム「BRIDGE」の2025年度研究開発事業に採択される等堅調に推移した。また、海外でも北米事業が進捗したことにより、プロジェクト型売上が拡大した。

VPJ<334A>:1555円(0円)
もみ合い。25年12月期第2四半期の業績を発表、売上高は6.26億円(前年同期比1.6%増)、経常利益は0.86億円(同7.2%減)と増収減益だった。ただ、DXのニーズと関心は高い状況にあり、主力製品のDAM(デジタルアセットマネジメント)とPIM(プロダクトインフォメーションマネジメント)システムであるCIERTOを中心に順調に推移しており、同社が訴求する「企業活動における媒体・コンテンツの制作・管理・配信のためのDXソリューション」のビジネスは着実にマーケットに浸透している。

<ST>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。